_____▶︎久々に家計簿をつけたらお財布も心もスッキリした話

大前提【みんな、毎日忙しすぎん?】

みなさん、最後に家計簿をつけたのっていつですか?
毎日子育てや仕事に追われていると、気づけば一日が終わり、一週間が終わっていて…そういえば何ヶ月もつけてない、なんてこと、ありますよね。
実は私もそうで、ここ数年は完全に放置状態でした。

でも先日、久しぶりに家計簿をつけてみたら――
「え、こんなにサブスク払ってたの?」
「保険料ってこんなにかかってた?」
と、自分でもびっくりする発見がいくつもあったんです。

この記事では、実際の我が家の家計簿を公開しつつ、見直して効果があった節約ポイントを紹介します。


【放置していた理由】やること多すぎ問題

とはいえ、家計簿を放置していた理由もちゃんとあります。

新居の打ち合わせ、家具や家電の購入、保活や仕事復帰の準備…。

その合間に子ども達の習い事の振替。

園からの連絡事項もしくはイベントごとの準備物、ワンコのトリミングの送迎。

子の通院、家族の誕生日のスケジュール調整まで…。

「いや、考えること多すぎない???」

毎日がタスクで埋まり、結局なにも結論が出ないまま日付だけが過ぎていく。

見たいドラマの一本も見れないまま気絶するように眠り、次に目覚めるともう次の日の朝…きっと同じような忙しさを感じている方も多いんじゃないでしょうか。 

そんな生活の中では、家計簿なんて「優先度が低い存在」になってしまっていたんです。


【久々に家計簿をつけてみた】数字が“見える”と世界が変わる

でも今回、数年ぶりにつけてみて本当に良かった。 

お金の流れが「見える化」されたことで、無駄な出費がはっきりと浮かび上がったんです。


まず大きかったのは、先ほども述べた「数字が見える化」したこと。

家計簿をつけないと、なんとなく 「感覚」で過ごしてしまいがちなんですよね。

「食費はだいたいこれくらいかな」 

「美容室もそんなに行かないし、このくらいなら大丈夫でしょ」

こんなふうに、「なんとなく」で判断していることって意外と多いんですよね。

でも数字を並べてみると、一瞬で気付くんです。

「これは本当に適正?」って。

この立ち止まる瞬間こそが、家計管理の第一歩。

立ち止まれるようになると、「いつも買っているから」「なんとなくこれでいいや」という理由だけで選ぶことが減ります。

人は“いつも通り”や”安心”を好みますが、それが本当に必要なものかはわかりません。

家計簿は、なんとなく進んでいる日常を見直して、“思考のクセ”をリセットする練習になるんです。


【実践】サブスクの整理で月1450円削減!

次に気づいたのは、細かい固定費の多さ。

固定費といえば家賃・保険・スマホ代を思い浮かべる人が多いと思いますが、ここは既に見直している家庭も多いはず。

我が家も例に漏れず、生命保険は掛け捨て・スマホは格安SIMに切り替え済みです。

でも今回気づいたのは、もっと小さな固定費。

いわゆるサブスク系です。

以下我が家のサブスク一覧です。

  • iCloud+(月150円
  • iCloud+(月1500円
  • トレンドマイクロ(月550円
  • ワールドライブラリー(月1300円
  • さくら少額短期保険(月700円) 
  • Amazonプライム(月600円

合計:月4,800円(年間57,600円)

こちらを整理してみた結果…

  • iCloud+ →  私と夫が重複契約していたので、一つにまとめて解約。
  • さくら少額短期保険 → 機種変更して不要になったので解約。 
  • Amazonプライム → 利用頻度が低いので一度解約。必要になったら再登録!

結果:月1,450円削減(年間17,400円)!

外食1、2回分くらいにはなりそうで、地味に嬉しい金額ですよね。

ス、スッキリ〜〜!!!

こうなると「もっと削れるところないかな?」と探したくなるんですよね。

節約って我慢ではなく、ちょっとした整理で得られる“爽快感”の方が大きいのかもしれません。 

サブスクを解約してスッキリ感を味わったあとは、「もっと数字で見てみたい!」という気持ちに火がつきました。 

家計簿の数字をただ眺めているだけではイメージが湧きにくかったので、支出をグラフにしてみることに。 

その前に、直近の我が家の家計簿をざっくり公開します。

数字を並べるだけでも「え、こんなに?」という発見がありました。

項目金額
家賃水道77,528円
電気代14,023円
食費+日用品54,916円
外食費16,163円
スマホ代8,044円
生命医療保険18,929円
保育教育費33,060円
ガソリン代22,615円
ETC15,390円
ペット費28,856円
娯楽費12,447円

※あくまで“我が家の場合”ですが、参考にしていただければ嬉しいです。



この数字を元にグラフ化してみると、さらに分かりやすく一目で把握できるんです。
グラフにすることにより毎月の支出のバランスや予想外の出費がパッと目に入り、改めて「なるほど、ここが大きいのか!」と納得できました。

【意外と盲点?】車関係と保険費

ジャン。

いかがでしょうか。

こうやってみると、我が家の家計簿はちょっと特殊な部類に入るかもわかんないですが…(ペット費の割合とか) 

一番大きな割合を占めているのは家賃水道代。これはまぁ収入に対する割合から考えても一般的に適正と言われる水準なのでいいでしょう。

その次が食費と日用品費ですが、食費に関しては我が家は少し特殊な事情もあるので、ここではあまり深掘りしないことにします。 

それよりも今回強く実感したのは、「車関係のお金」と、見直したとは言いつつ「医療・生命保険」の割合の大きさです。 

田舎住みで車社会の我が家は、車を2台所有しています。

どこへ行くにも基本は車。
ガソリン代がガッツリかかり、遠出のたびに高速料金もプラスされる。

田舎は「食の援助」はあっても、「移動コスト」が高いんですよね。

これに関しては夫とも話し合い、
「もう少し余裕をもって下道で移動できるスケジュールを組もう」
ということで落ち着きました。

あとは医療・生命保険。

結婚当初にお互いが独身時代に入っていた保険を見直し、夫婦合わせて3万円ほどまで減らしていました。

そしてそこから何度か見直しこの金額まで減らしたのですが…

他のみなさまの話を聞いていると、みなさん結構もっともっと少ない方が多いなという印象です。

最後に見直したの2、3年前くらいだからもう一度見直してみようかなぁと、今回家計簿をつけてみて感じました。


【まとめ】家計簿は“気持ちの整理”でもある

今回久々に家計簿をつけてみてわかったのは、
お金の管理って「数字の管理」だけじゃなくて、「気持ちの整理」でもあるということ。

めんどくさい、続かない、時間がない。
そう思って避けていたけれど、やってみたらむしろスッキリしました。

家計簿をつけることで、自分の“支出のクセ”だけじゃなく、“考え方のクセ”にも気づける。
そしてそれを見直すことは、暮らしを少しずつ整えることでもあるんですよね。

家計簿って、数字の管理のようでいて、実はこんなふうな「心の管理」でもあるんですね。

書き出すことで、気づけることがある。

気づけると、選び方が変わる。

そして、選び方が変わると、未来が変わる。

そうなれば風向きは変わってきます。 

私の好きな名言の一つに、ウィリアム・ジェームズの

心が変われば行動が変わる。

行動が変われば習慣が変わる。

習慣が変われば人格が変わる。

人格が変われば運命が変わる。

という言葉があります。 

家計簿もまさにそれ。


小さな「見える化」が、未来をちょっとずつ動かしていく。


ここまで読んでいただき、ありがとうございました。 

さぁ、まずは1ヶ月。
あなたのおうちの“支出のクセ”、一緒に探してみませんか?

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